展覧会テーマ

「時空を漂うー原始/現代/未来」

ここは浅草、リバーサイドの地下空間
 闇の中のインスタレーション
     
わずかな光のもと、それぞれの作品の様相が浮かび上がる
観客 は ダ ークマターの海を漂うように空間を進み
原初の闇から未来の光を感じ取りながら会場を移動する

ASAKUSA ALTAMIRAはアルタミラ洞窟のような 
神聖で神秘的な空間体験を 現代に再生させる試みである

鑑賞者は作品との静かな対話を通じ
時間 、記憶 、身体、物質の境界を探求する旅へと導かれる

会 期

2026年6月13 日(土) 〜
  6月21 日(日)
11:00 - 17:00 
(最終日は15:00まで)

アーティストトーク

14日(日)15:00~


全日入場無料

会 場

隅田公園リバーサイドギャラリー
台東区花川戸1丁目1−1
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 主 催

ASAKUSAALTAMIRA実行委員会
連絡先090-4546-5928(尾形)
[email protected]

参加アーティスト

いなずみくみこ

再生アーティスト


「黄泉の小舟」

廃棄物を使った作品を作り続けて11年。今回の展示は隅田川に沿ったギャラリーに「暗闇」がテーマということで、廃棄物が入った和ダンスのトレイを小舟に見立て、暗い川を流れて「黄泉」に続く様を表現してみたいと思った。

廃棄物は捨てられて消滅する瀬戸際にある。消滅する前に、拾い上げ、その命をもう一度輝かせてあげられたらと思う。

作品に流れる音楽はサウンドクリエイター蔭山翔氏に依頼。そしてそこを歩いて感じる水の記憶。美術館とは違う自由な空間で、音と匂いと光を感じられる展示が展開できたらと思っている。

尾形勝義

「線材意識体」はコロナ禍、絶望感に苛まれた時に生まれました。鉄線を捻り繋いでいくことで自分と世界の存在を実感することができました。全てのモノは生まれては消えていくことを繰り返していきます。そんな在り様を感じてもらえるインスタレーションになればいいのですが・・・

蔭山 翔

サウンドクリエイター

原始、現代、未来…。

我々は現代を生きているから、

原始や未来に関しては、十分に分かり得ない。

いや、それは現代に関しても同じなのだろう。

それでも我々が生きているのは、現代なのである。


本ALTAMIRA展では、

「音」と小円形の映像により、

人間・空間・時間の三間を表現出来れば、と考えている。

刈込芳一

刈込芳一による《隅田川》は、時間の流れと都市に息づく水辺の記憶をテーマにしたインスタレーション作品である。

竹を用いて構成された繊細な線は、川の流動性や風の揺らぎを思わせ、幾重にも重なる構造によって、水面に反射する光の軌跡や都市の時間の積層を表現している。さらに鏡素材を取り入れることで、周囲の景色や鑑賞者自身を映し込み、作品は常に変化し続ける“生きた風景”となる。

隅田川は古くから人々の生活や文化を支えてきた存在であり、本作品ではその歴史の流れと現代都市の時間感覚を重ね合わせている。
鑑賞者が空間の中を移動することで視界や反射が変化し、一瞬ごとに異なる水面の表情が現れる。

刈込芳一は、自然素材である竹と無機質な鏡を融合させることで、「自然」と「都市」、「過去」と「現在」が交差する空間体験を生み出している。

栗原亜也子/Ayako Kurihara

代表作《Mind Games》はオセロ(Othello/Reversi)のルールに基づき、多様な素材に二色の絵具を重ね、行為の痕跡や偶然の広がりを通して関係性や境界の揺らぎを描く。ライブペインティングでは、その過程自体も作品となる。

堀江信一

2015年に国連で採択されたSDGsの12番目の目標に「つくる責任つかう責任」があります。「つかう責任」のアクションの一つとして不用になったモノの素性を活かして新たなの価値を与えるアップサイクルの視点が重要なのではないかと感じ、様々な不用品からパーツを取り出し資源循環や環境問題をテーマにアート作品の作成をしています。

今回のALTAMIRA展ではアップサイクルアートに「光」を組込むことで持続可能な未来への方向性と変化する時間を表現することを目指しました。

山本伸樹

隅田川の辺りに佇むと、幼い頃に見た、インク色に汚れた隅田川を思い出す。
世界大戦の敗戦後、
まさに高度経済成長に突き進もうとしていた東京を象徴する風景だった。
あれから比べるとまだまだ綺麗とは言えないまでも、随分と水質が改善し隔世の感がする。

人類は産業革命以降、近代化の波に乗って経済力重視によって、加速度的に発展して来たかに見えた。
ところが世界を見回すと原発事故による核汚染、パンデミック、大規模な自然災害、
そしてウクライナ戦争、イスラエル戦争、アメリカによるベネぜエラやイランへの野蛮な侵略行為等、
どんどんキナ臭くなり、
やがて核戦争に突き進むのでは?との危機も孕んで来た。
人類はこのまま終末へと向い
人類の歴史の最後を迎える事になるのだろうか?
あるいは新たな進化をとげるのだろうか?

本作に自戒とささやかなメッセージを込めて。